特定非営利活動法人PROUD LIFE

実践講座第1回『性同一性障害当事者とパートナー』 レポート

みなさまこんにちは。

11月9日(土)に、つながれっとNAGOYAにて「実践講座『多様な性と多様な人生ーセクシュアル・マイノリティの生き方を考える』」が開催されました。この講座は「つながれっとNAGOYA市民企画公募委託事業」として当会が企画しておりまして、セクシュアルマイノリティの多様な人生について4回の連続講座として市民のみなさまへお送りする予定です。

さて、第1回目となる今回のテーマは「性同一性障害当事者とパートナー」

image8

望む性で生きる2名の当事者をゲストとしてお招きしまして、自身の人生を振り返りつつ、パートナーと今後どのように生きていくのかというお話をいただきました。

 

1人目の登壇者は、当会代表理事の安間優希。
人生の転機となった「性同一性障害特例法」(通称)の前後で変化した人生のイメージや、ウェディングドレスが並ぶ結婚式など、当事者として生きることの意味についてなど、現在は女性として生きる当事者としての経験を話しました。

image1image2

2人目の登壇者は、G-pit Networks の太田有矢さん。
かつて女性として生活していたころのお話から、TVドラマの視聴を転機としたトランスの決意、現在のパートナーとの出会いから結婚までの経験をお話いただきました。

image6image5

2名の登壇者による語りが1時間半ほど行われたのち、フロアからの質疑・応答へ。

・嫡出子問題等に揺れている生殖補助医療に対する不安感や拒否感は無いのか?
・結婚によって性別を強く意識することはあるのか?

といった質問がありました。登壇者の経験談をうけて、セクシュアル・マイノリティの人生について少しでも触れる機会がつくれたのであれば、企画した当会としてもうれしい限りです。

image7

ご参加くださいましたみなさま、ありがとうございました。
2回目以降のご参加もお待ちしております。

・第2回:12月15日(日)14時-16時
・第3回:12月22日(日)14時-16時
・第4回:2014年1月12日(日)14時-16時

会場はいずれも「つながれっとNAGOYA セミナールーム1」です。

 

 

レインボー・ホットライン 協賛 sponsored by

  • 咲江レディスクリニック
Return Top